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2007年1月20日 (土)

ヒロイン七変化②-七変化はどこにいくのか?

Sヒーロー七変化
東映戦隊ものの七変化というと女性メンバーのものというイメージが強いが、実はヒーローたちも七変化している。
なかでも元祖ヒーロー七変化といえば、“ミスター東映特撮”-宮内洋氏を紹介しなければなるまい。宮内氏は「快傑ズバット」でも毎回ユニークな変装をみせてくれたが、「ジャッカー電撃隊 VOL.5 」#29:行くぞ七変化!鉄の爪対ビッグワン では七変化合戦を繰り広げている。鉄の爪ことクライムの首領アイアンクローが、蛇採りの男→美女→山伏→老婆→幼稚園の先生→銅像 と6変化するのに対し、番場壮吉(ビッグワン)は、ホテルのボーイ→片眼の運転手→虚無僧→紙芝居屋→掃除夫 と5変化。宮内氏は全てご自分で演じているが、石橋雅史氏演じる鉄の爪の美女、老婆、幼稚園の先生など女性への変身は女優さんが吹き替えしている。桃井あきら七色レディのルーツとして前回モモレンジャーの七変化を紹介したが、年代的には番場壮吉vs鉄の爪の七変化合戦もルーツといえる。
 
宮内氏と並んで男の七変化を披露したのがデンジブルー役もつとめた大葉健二氏。氏は「宇宙刑事ギャバン Vol.2 」の#22:黄金仮面と妹 太陽に向かって走るヨットで、老婆→金髪美女(!?)→グラディエーター(ローマ剣士)→ガンマン と華麗なる5変化をみせる。大葉さんのコミカルな演技がさえるが、女装だけはちょっと無理があったみたい。また男の七変化としてはベーダー一族のヘドラー将軍も見逃せない。「デンジマン」#49:ベーダー城大異変で、デンジマンたちはヘドラー将軍の華麗な変装の前に次々と捕らえてしまう。香山浩介氏(現・藤堂新二)は、テニスプレイヤー→老婆→タクシー運転手→美女→怪盗X→マジシャン→ピエロ とジャスト7変化。3人のなかでは一番スマートかつ鮮やかな七変化といえる。男の七変化というとちょっと違和感があるかもしれないが、七変化の元祖は「多羅尾伴内」だから本来七変化は男のもの!?近作では、「仮面ライダーカブト」の加賀美新[演・佐藤祐]が「てれびくん」読者特典DVD「仮面ライダーカブト超バトルDVDガタックハイパーフォーム」で七変化ならぬ?変化を披露している。

S_1悪の華七変化
元来変装して敵を欺き、密かに作戦を遂行するのは悪側の女スパイ・女幹部たちの常套手段だった。BFJのサロメにはじまり、ミラー・ケラー、アマゾンキラー、マズルカ、キメラと彼女たちは毎回のように変装しており、回数的にもセクシー度からいっても女戦士は負けてるかも? なかでも萩原佐代子さん演じるレー・ネフェルは「変装が得意」と自称するほどで、女子高生からウエイトレス、エイリアンハンターまで女戦士顔負けの変装をみせる。また「ジュウレンジャー」#38でメイ姫と七変化対決を繰り広げたラミィ[演・河合亜美(現・河合亞美)]も忘れられない。黒眼鏡の女→婦警→老婆→男装の麗人 と次々と変身して互いに化かし合う二人のスピーディな演技は見物。「忍風戦隊ハリケンジャー Vol.9 」#34:キノコと百点 では、ウエンディーヌ[演・福澄美緒]が七変化を披露、女教師→テニスルック→女医→スーパーレジ係と変身して、母親たちを騙し子供を塾へ入れんと奔走する。戦隊シリーズではないが、「宇宙刑事シャイダー」のギャル軍団も毎回楽しいコスプレ(否、変装)をみせてくれた。彼女たちは作戦を遂行するため体を張って様々な変装に挑戦しているが、女性幹部の変装ケッサク選一位には、やっぱりマズルカの農婦(大戦隊ゴーグル5 VOL.1 #04)を推したい。

「女戦士のたしなみ」といわれた七変化も、近作「ボウケンジャー」#38:虹の反物の“風のシズカ七変化”で、悪側にすっかりおかぶを取られた感じだ。変身能力を身につけることができるプレシャス(虹の反物)を手に入れたシズカちゃんは、ガンマン→チャイナドレス→女子高生(スケバン刑事風)→ナース→トラック(!?)と5変化(→YouTube動画)。反物がくるくる巻き付いて変身する様子は歴代の七変化のなかでも秀逸だと思う。ロケ地は以前紹介した所沢航空記念公園。シズカを演じる山崎真実さんは高校時代、新体操で国体代表の経歴を持っており、本人のアクションもなかなか決まっていた。悪役にしておくのはもったいないぐらい? 女戦士サイドのリベンジを期待したい。
次回コラム「七変化③」につづく…

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2007年1月12日 (金)

神代橋②-#46 腹ペコ地獄X計画, #07 デンジ星の大悲劇

Dm185 #46で三太たちが雲取峠へ行く途中、ケラーの運転するトラックに乗った場所。写真は神代橋の上で日向和田駅方面をみている。トラックが向かったのは奥多摩方面。この後、青梅が美雪の帽子を拾ったのもこの橋の上だった(#46ロケ地情報は「よろしく勇気!-ロケ地情報」で紹介されている)。ちなみに雲取峠という峠はないが雲取山はある。埼玉・山梨との県境にある雲取山は東京都の最高峰(2017m)、とても子供たちが登れるような山ではない。
地図情報

Dm186 #07でダムから流れ出したバクテリアが釣り人に襲いかかるシーン。どうも神代橋の下流側で撮影されているらしい。撮影した日も数人の釣り客が渓流釣りを楽しんでいた。この辺り山女・鮎の釣りスポットらしい。

Dm187 神代橋上から多摩川上流をみたところ。紺碧色というか不思議な緑色をしている。川底の岩のせいだろうか?写真の右側-日向和田駅に戻る途中に「へそまんじゅう本舗」がある。熱々のへそまんが食べられる。冬のロケ地巡りにはピッタリなおやつ。

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2007年1月 6日 (土)

神代橋①-#18 南海に咲くロマン

Dm181 「奥多摩編」第三弾・神代橋(東京都青梅市日向和田3)-#18であきらと海彦一族の洋太郎の逃避行の途中、橋からロープで下りていくシーンが撮影されている(もちろん実際はスタントの吹き替え)。ここも東映特撮ものでは超定番ロケ地で、石神井公園のアーチ橋と並んで必ずどの作品でも1回は出てくる。「宇宙刑事シャリバン Vol.1 」OPでは、伊賀電役の渡洋史氏がロープを使ってターザンアクションをしており、「快傑ズバット」DVD-BOXでは特典のロケ地紹介で宮内洋氏自ら案内してくれる。
地図情報

Dm182 泳げない洋太郎が無理矢理水泳の特訓をさせられていたところ。ここだけ深い淵になっているらしく、後ろの岩が怪しく光っていることも。

Dm184  洋太郎がダストラーに追いかけられる河原。近くにWIZ-NATUREというカヌー教室があり、訪れた日も数人の男女が練習していた。この河原へは神代橋をJR青梅線-日向和田駅方面から一旦渡って、すぐ右折すると河原へ下りていく小道がある。結構急な坂で重い機材を持った撮影隊の苦労がしのばれる。

Dm183_1 上写真の岩場から北方を見たところ。右手前が洋太郎が練習していた淵、左手の尖った岩がヘドラーやカイガラーが会話していた場所。ここはWIZ-NATUREの敷地となっていて自由な立入ができなくなっていた。洋太郎が隙を見て川岸に上がって逃げ出したところはこの岩のすぐ下と思われる。

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