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2006年10月10日 (火)

青梅大五郎-不滅のヒーロー魂

Bl俳優・大葉健二
デンジブルー/青梅大五郎を演じた、スタント不要のアクション俳優-大葉健二さんの経歴については、ここで改めてご紹介するまでもないだろう。本名 高橋健二。1955年2月5日生まれ。千葉真一が主催するJAC(ジャパンアクションクラブ/現JAE=ジャパンアクションエンタープライズ)の一期生で、スーツアクターやスタントマンとして頭角を現し、「バトルフィーバーJ」(1979年, テレビ朝日)のバトルケニヤ・曙四郎役で東映特撮ものレギュラーデビュー。「デンジマン」出演の1年後、「宇宙刑事ギャバン Vol.1」(1982年, テレビ朝日)の一条寺烈役で主演デビューをはたしたことはよく知られている。デンジマン出演時は25歳だった。ちなみに芸名の「大葉」は、師匠の千葉真一氏からいただいた「万葉」姓の使用を憚って、万→大にしたという。
1988年より故郷の愛媛県松山市に戻り、現在はヒーローショーなどのイベント主催会社「株式会社・ラックJET」代表取締役。アクションチーム「ラミーM5」のプロデューサー兼座長も勤めている。ラミーM5は年1回6月頃、地元松山で自主公演を行っており、今年で15回目の公演となる。本家のJAEも認めるホンモノのアクションが見られるそうだ。

母屋の夢味電車
大葉さんはイベント会社やラミーM5を率いるかたわら、「母屋の夢味電車」(愛媛県松山市高野町甲51-1 / 地図情報)という食堂も経営している。なんとこの食堂は旧国鉄の列車を改装したもので、道後温泉から奥道後に向かう道路脇にどーんと立っている。写真は昨年訪れた時のものだが、この時は残念ながら大葉さんはお店にいらっしゃらなかった(火・土曜にはいらっしゃるという情報も…)。新幹線の名前を付けた定食弁当などユニークなメニューが多いが、全体的にボリューム感があり、大葉さんのエネルギッシュな雰囲気を彷彿とさせる。
アクセス:JR松山駅前から伊予鉄バス「奥道後・湯の上ニュータウン行き」に乗車、高野バス停下車すぐ
営業時間:午前11時~午後9時 定休日:木曜日
Tel:089-914-0546

あんパン中毒
大葉さんは当初、デンジブルー/青梅大五郎を「怒りっぽい強面キャラ」でいこうとされていたらしい。宮内洋氏が演じたアオレンジャー/新命明やガッチャマンのコンドルのジョーから連想されたのだろうが、大葉さんにはクールな二枚目は似合わない。そういえば最初の方の回では険しい表情が多い。三枚目キャラへの変更は#08白骨都市の大魔王辺りからか?(結局クールな二枚目役は内田直哉氏演じる緑川に取られてしまう・・・) 青梅といえばキレンジャーのカレーと並ぶ“あんパン中毒”が有名。これも撮影途中で考え出され、だんだんエスカレートしていったらしい。「アスレチックにおいでよ!-青梅大五郎アンパンリサーチ」では青梅のアンパンシーンが集計されている(#01-22まで)。劇中ではロッカーにアンパンが積まれてるシーンもあるが、いったい何個あるのやら・・・。

Bl556a556(コゴロー)
以前のブログ(2005/5/7)でも紹介した「ケロロ軍曹 (6) 」(吉崎観音著,少年エース,1999年より連載/アニメは2004年から)に、「556(コゴロー)」という宇宙探偵(自称)が登場する(「ケロロ軍曹」6巻-第46話, TVでは24話で登場=DVD:ケロロ軍曹(6))。トラブルメーカーのケロロも556の前では霞んでしまうくらいの大トラブルメーカーで、悲しげな瞳で銃をかまえる美少女-妹のラビーを伴い地球へやってきた。築43年、4畳半1間、家賃月13,000円のもたな荘に住み、特技は立ち止まらない事、夢をあきらめない事で、蒸着ならぬ“癒着”のかけ声と共に変身?する。
ウルトラセブンからガンダム、戦隊ものまで往年の特撮・アニメネタ炸裂のケロロ軍曹だが、この556-どうみても宇宙刑事それも大葉さんがモデルとしか考えられない(ラビーはもちろん「宇宙刑事シャイダー」のアニー)。556の名前も青梅大五郎からの連想だろうし、「ケロロ軍曹」7巻-第59話では、宇宙刑事ギョボン役の小葉健二まで出てくる! 556の熱いハートを唄った「556燃える愛のテーマ」はケロロ軍曹 宇宙でもっともギリギリなCD 第2巻 (通常盤) に収録されている。 

キル・ビル
大葉さんは最近ではタランティーノ監督の「キル・ビル Vol.1 」(Kill Bill: Vol.1, 2003年)に出演してファンを喜ばせた。千葉真一氏演じる服部半蔵(刀鍛冶)の弟子役で、寿司屋のシーンでの千葉さんとの“漫才”が笑える。このシーンの二人の日本語でのやりとりはすべてアドリブで、千葉さんは「どうせクエンティンは日本語わかんないんだから」とアドリブをかましまくっている。キル・ビル自体、いろんな作品のオマージュやパロディ満載の映画なのだが、シリアスな内容であってもこういった“遊び”の要素はほんとうに大切だと思う。
大葉さんの近況は、「フィギュア王 No.78 (78) 」No.78(2004/06,ワールドフォトプレス)で紹介されている。大葉ファンなら、「アクションポーズ写真集〈ACT.1〉大葉健二・スーパーヒーロー編 」(2003/06,エムピーシー)も見逃せないところ。記事を読んでいると、デンジブルーやギャバンの役どころは、ご本人の性格そのまま地でやってられたんじゃないかと思う。アクション、スタントができて、なおかつ喜劇から悲劇まで演じられる役者というとなかなかいない。デンジマン本編が人間ドラマとしても成功した理由のひとつに、大葉健二さんの存在を忘れることはできない。

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