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2006年10月28日 (土)

けやき通り-#18 南海に咲くロマン

Dm18301#18で海彦一族の末裔たちが次々と半魚人化させられていくシーン。千恵子巡査の目の前で同僚である内海巡査も突然変身してしまう。体育の先生(04/12/30)、酒屋さん(06/10/23)、そして内海巡査が飛び込んだ川(05/04/05)・・・一連のシーンは全て高島平で撮影されていることから、内海巡査の変身した場所も高島平だろうと推定はしたものの、場所の特定はなかなかできなかった。
千恵子巡査の背後に高島平団地と思しき高層アパートが映っているので、都営三田線から南側だと考え、DVDの静止画を再チェック・・・すると、パトカーの停車しているシーンの右側と左側の建物が、窓の形から団地ではなく商業ビルらしいと気づいた。特に左のビルは角がカットされたような特徴がある。
条件に合う場所を地図で探していくと、高島平駅から南に伸びる「けやき通り」(東京都板橋区高島平2)と判明。パトカーが止まっていたのは、けやき通りの東側歩道脇。右の建物は高島平スポーツスクール、左は板橋西郵便局のビルだった。今では街路樹が成長してビルは全く見えない。
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Dm18302千恵子巡査が変身に驚いて逃げまどうところ。後ろに移っていた赤と白の外壁のマンションも当時のまま。千恵子巡査の後ろは実は畑でそのまた後ろは中学校、今は樹木が成長して見通しは今いちだが、どおりで当時の映像に団地の建物が見えていたわけ。海彦一族となった内海巡査は、けやき通りから三田線を越え前谷津川に沿って新河岸川まで歩いていったことになる?!

Dm18303現地へ行って気づいたのだが、この場所から目と鼻の先に#25で黄山と礼子のデートシーンが撮影された「赤塚公園の歩道橋」がある。ここでもまた“ロケ地の法則”が立証?されることになった。ちなみに2人が座っていたベンチも公園に入ったすぐの場所で、歩道橋と共に「アスレチックにおいでよ!-デンジ写シーンNo.18」で紹介されている。
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2006年10月23日 (月)

河村屋酒店-#18 南海に咲くロマン

Dm18201 #18で海彦一族に変身してしまう酒屋の主人のシーン。信号の「高島平5丁目」の文字がちらっと見えて判明した。都営地下鉄三田線の終点-西高島平で下車、数分のところに小さな商店街ビルがある。このビルの中央にある「河村屋酒店」(東京都板橋区高島平5)は80年頃の住宅地図にも掲載されており、当時映像には店名は映りこんでいないが、ここで撮影が行われたのはほぼ間違いない。
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Dm18202 店前の歩道。怪しいトラックは停まっていない…(笑) 
河村屋酒店は放映時よりかなり規模が拡張されているようで、この近辺ではちょっとしたスーパーのような店になっている。

Dm18203 この高島平5丁目の交差点。実はこの交差点の左手(東側)に、#25のロケ地があった。ロケ地の隣にロケ地ありという-まさしく「ロケ地の法則」だが、この交差点に着くまでわからなかった(#25の青果店は映像から店名が読み取れるが、なぜか電話帳に載っていない?!)。

Dm18204 #25で登場する黄山の恋人・礼子の父が経営する八百屋「田中青果店」。このロケ地は「アスレチックにおいでよ!-デンジ写シーンNo.20」でも紹介されている。訪れた日は店は閉まっていたが、現在も営業中らしい。
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2006年10月13日 (金)

八丁湖-#18 南海に咲くロマン

Dm18001 #18であきらと洋太郎がボートに乗ってデートしていた湖-ようやく判明!!ボートのシーンというと#39や#47が思い浮かぶが、こちらは石神井公園の池らしい。#18の湖はある程度の広さがあって、岸辺には遊歩道があり、周囲が緑豊かな丘陵に囲まれている。多摩湖や津久井湖、飯能の宮沢湖などなどいろいろ想定してみたが、どうもピッタリこない。
諦めかけていた頃、石切場関連のロケ地探しで「仮面ライダーオフィシャルファイルマガジン」を見つけた。ファイルマガジンの第1~11号 に、高橋和光氏が仮面ライダーシリーズのロケ地についてレポートされており、仮面ライダー 第8号 Vol.10 の「東松山ロケ地紀行」を読んだところ、安楽寺近くの「八丁湖」が東映特撮の定番ロケ地だったことを知った。
サンバルカン再燃-report(06/07/30)」によると八丁湖は「サンバルカン」(1981年,テレビ朝日)#34でも使われており、最近の作品でもロケ地となっているので実は知る人ぞ知る超定番ロケ地?!安楽寺の方も定番ロケ地で、デンジマンでも#31,#42で登場。「アスレチックにおいでよ!-デンジ写シーンNo.11」で紹介されている。
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Dm18002 八丁湖(埼玉県比企郡吉見町黒岩1110)は江戸時代から利用されてきた農業用の人造湖で、桜、アジサイ、紅葉など四季折々の豊かな自然に恵まれた美しい湖。ネットでの下調べではかつてボート乗り場もあったらしいが、訪れた時には営業していないようだった。周囲2kmの小さな湖だが岸線の出入りが激しい。周囲はなだらかな丘陵に囲まれ、湖畔には遊歩道が整備されている。北側の谷には古墳時代の黒岩横穴墓群もある。
写真はあきらが海彦一族の男たちに水中に引きずりこまれるシーン。背後に映っている山の上の建物は「フレンドシップハイツよしみ」だった。ファイルマガジンによると、この施設も定番ロケ地だが、デンジマンでは使われていないようだ。

Dm18003 あきらを探してデンジマシーンとバギーがやってくるシーン。上写真のフレンドシップハイツよしみ横の道路を湖の方へ走っていく(今では木が生い茂って湖面はほとんど見えない・・・)。この道路を戻ると安楽寺へ通じている。洋太郎があきらに助けを求めて電話をかけていたのは写真の左端(電話ボックスは撮影用の小道具)。
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Dm18004 水中から助け上げられたあきらが寝かされていた湖畔の遊歩道。柵の錆びつき具合と岸辺の樹木の成長ぶりが年月を感じさせる。#18の撮影時期は3-4月頃と考えられるので、もろに水中に飛び込んだあきらさんたち-すごく寒かったに違いない。
洋太郎が連れ去られた湖畔の遊歩道もあきらが助けられた場所と同所で、撮影はほぼ旧ボート乗り場の周辺で行われたようだ。八丁湖の周囲をぐるっと探索してみたが、あきら救出後のカイガラーとの戦闘シーンは八丁湖ではないらしい(狭山公園の宅部池ではないかと思われるが未検証)。

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2006年10月10日 (火)

青梅大五郎-不滅のヒーロー魂

Bl俳優・大葉健二
デンジブルー/青梅大五郎を演じた、スタント不要のアクション俳優-大葉健二さんの経歴については、ここで改めてご紹介するまでもないだろう。本名 高橋健二。1955年2月5日生まれ。千葉真一が主催するJAC(ジャパンアクションクラブ/現JAE=ジャパンアクションエンタープライズ)の一期生で、スーツアクターやスタントマンとして頭角を現し、「バトルフィーバーJ」(1979年, テレビ朝日)のバトルケニヤ・曙四郎役で東映特撮ものレギュラーデビュー。「デンジマン」出演の1年後、「宇宙刑事ギャバン Vol.1」(1982年, テレビ朝日)の一条寺烈役で主演デビューをはたしたことはよく知られている。デンジマン出演時は25歳だった。ちなみに芸名の「大葉」は、師匠の千葉真一氏からいただいた「万葉」姓の使用を憚って、万→大にしたという。
1988年より故郷の愛媛県松山市に戻り、現在はヒーローショーなどのイベント主催会社「株式会社・ラックJET」代表取締役。アクションチーム「ラミーM5」のプロデューサー兼座長も勤めている。ラミーM5は年1回6月頃、地元松山で自主公演を行っており、今年で15回目の公演となる。本家のJAEも認めるホンモノのアクションが見られるそうだ。

母屋の夢味電車
大葉さんはイベント会社やラミーM5を率いるかたわら、「母屋の夢味電車」(愛媛県松山市高野町甲51-1 / 地図情報)という食堂も経営している。なんとこの食堂は旧国鉄の列車を改装したもので、道後温泉から奥道後に向かう道路脇にどーんと立っている。写真は昨年訪れた時のものだが、この時は残念ながら大葉さんはお店にいらっしゃらなかった(火・土曜にはいらっしゃるという情報も…)。新幹線の名前を付けた定食弁当などユニークなメニューが多いが、全体的にボリューム感があり、大葉さんのエネルギッシュな雰囲気を彷彿とさせる。
アクセス:JR松山駅前から伊予鉄バス「奥道後・湯の上ニュータウン行き」に乗車、高野バス停下車すぐ
営業時間:午前11時~午後9時 定休日:木曜日
Tel:089-914-0546

あんパン中毒
大葉さんは当初、デンジブルー/青梅大五郎を「怒りっぽい強面キャラ」でいこうとされていたらしい。宮内洋氏が演じたアオレンジャー/新命明やガッチャマンのコンドルのジョーから連想されたのだろうが、大葉さんにはクールな二枚目は似合わない。そういえば最初の方の回では険しい表情が多い。三枚目キャラへの変更は#08白骨都市の大魔王辺りからか?(結局クールな二枚目役は内田直哉氏演じる緑川に取られてしまう・・・) 青梅といえばキレンジャーのカレーと並ぶ“あんパン中毒”が有名。これも撮影途中で考え出され、だんだんエスカレートしていったらしい。「アスレチックにおいでよ!-青梅大五郎アンパンリサーチ」では青梅のアンパンシーンが集計されている(#01-22まで)。劇中ではロッカーにアンパンが積まれてるシーンもあるが、いったい何個あるのやら・・・。

Bl556a556(コゴロー)
以前のブログ(2005/5/7)でも紹介した「ケロロ軍曹 (6) 」(吉崎観音著,少年エース,1999年より連載/アニメは2004年から)に、「556(コゴロー)」という宇宙探偵(自称)が登場する(「ケロロ軍曹」6巻-第46話, TVでは24話で登場=DVD:ケロロ軍曹(6))。トラブルメーカーのケロロも556の前では霞んでしまうくらいの大トラブルメーカーで、悲しげな瞳で銃をかまえる美少女-妹のラビーを伴い地球へやってきた。築43年、4畳半1間、家賃月13,000円のもたな荘に住み、特技は立ち止まらない事、夢をあきらめない事で、蒸着ならぬ“癒着”のかけ声と共に変身?する。
ウルトラセブンからガンダム、戦隊ものまで往年の特撮・アニメネタ炸裂のケロロ軍曹だが、この556-どうみても宇宙刑事それも大葉さんがモデルとしか考えられない(ラビーはもちろん「宇宙刑事シャイダー」のアニー)。556の名前も青梅大五郎からの連想だろうし、「ケロロ軍曹」7巻-第59話では、宇宙刑事ギョボン役の小葉健二まで出てくる! 556の熱いハートを唄った「556燃える愛のテーマ」はケロロ軍曹 宇宙でもっともギリギリなCD 第2巻 (通常盤) に収録されている。 

キル・ビル
大葉さんは最近ではタランティーノ監督の「キル・ビル Vol.1 」(Kill Bill: Vol.1, 2003年)に出演してファンを喜ばせた。千葉真一氏演じる服部半蔵(刀鍛冶)の弟子役で、寿司屋のシーンでの千葉さんとの“漫才”が笑える。このシーンの二人の日本語でのやりとりはすべてアドリブで、千葉さんは「どうせクエンティンは日本語わかんないんだから」とアドリブをかましまくっている。キル・ビル自体、いろんな作品のオマージュやパロディ満載の映画なのだが、シリアスな内容であってもこういった“遊び”の要素はほんとうに大切だと思う。
大葉さんの近況は、「フィギュア王 No.78 (78) 」No.78(2004/06,ワールドフォトプレス)で紹介されている。大葉ファンなら、「アクションポーズ写真集〈ACT.1〉大葉健二・スーパーヒーロー編 」(2003/06,エムピーシー)も見逃せないところ。記事を読んでいると、デンジブルーやギャバンの役どころは、ご本人の性格そのまま地でやってられたんじゃないかと思う。アクション、スタントができて、なおかつ喜劇から悲劇まで演じられる役者というとなかなかいない。デンジマン本編が人間ドラマとしても成功した理由のひとつに、大葉健二さんの存在を忘れることはできない。

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