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2006年9月24日 (日)

いろは親水公園付近-#20 ゴリラ少年大暴れ

Dm20001 千恵子巡査の乗ったパトカーが茂少年の怪力で土手から落とされ、川に突っ込んだところ。このシーンも手掛かりとなる情報が少ないロケ地だった。映像からは、①荒川や多摩川ほどは大きくないが、そこそこ広い河原がある、②どうも二つの川の合流点らしい、③土手付近まで住宅が見えるので市街地に近い場所かな? とこの程度しかわからない。これではここから先は“勘と経験”しかない。この回のロケ地は新宿中央公園や石神井公園、それから高島平の荒川土手なので、まずはデンジマンの定番ロケ地である「新河岸川沿い」に地図をたどってみた…… すると和光市から志木市の間で新河岸川が二股に分かれる地点が2ヶ所あった。朝霞市根岸は周辺が水田のようなので③の条件と合わず除外、志木市役所に近い新河岸川と柳瀬川の合流地点(埼玉県志木市中宗岡1)が残された。はたして半信半疑のまま現地を訪れたが、いろは橋を渡るとすぐに探していた土手と河原が現れてきた。
地図情報

Dm20002 パトカーが突っ込んだ場所は、現在は草が生い茂り川岸には近づけなかった。この河原には車が降りられるスロープがあり、訪れた日も家族づれがアウトドアを楽しんでいた。当時の映像にも遠くに赤い橋のようなものがみえるが、これは「富士下橋」という人道橋であることがわかった。いろは橋から富士下橋にかけての両岸は、この辺りでは有名な桜の名所らしく、夜桜見物のための提灯や屋台まで出るという。

Dm20003 江戸時代、新河岸川には江戸~川越間を結ぶ舟運が発達し、川の沿岸には数多くの河岸場(荷揚げ場)が設けられていた。新河岸川と柳瀬川の合流地点に設けられた「引又河岸」という河岸場はその中でも特に栄えていたようで、今回のロケ地周辺は志木市のルーツとも言える場所。河岸場の名残はいろは親水公園に移築・保存されている土蔵作りの店蔵「旧村山快哉堂」に忍ばれる。写真は茂が土手上で威張っているシーン。土手上の樹も後ろの家も当時のまま。

最近、川越市の水田でオットセイが捕獲された。新河岸川の下流は隅田川から東京湾につながっているが、途中水路のようなところもあり、ちょっと信じられないニュース。オットセイくんは下流から60kmも旅をしてきたことになる。

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コメント

「“新河岸川”のことは宗秀麗さんに聞け!」ですね(笑)。
市街地にもこんな(土手・川原のある)河川があるんだなぁと驚いています。柳瀬川よりも趣があるのは、やはりその歴史ゆえでしょうか…。

投稿: clown | 2006年9月24日 (日) 19時31分

新河岸川は、昔は川船の運行に適するよう水位を上げるために「九十九曲がり」といわれたほどの屈曲した川だったそうです。そのため洪水も多く、大正時代に現在のように直線化されました。

投稿: 宗秀麗 | 2006年9月27日 (水) 17時30分

こんばんは!
ひょひょ~! 次回は千恵子ネタと拝見した時点で
(ゴリラ少年の回のあの場所だ!
やっぱり宗秀麗さんだ!!)と思いましたよ。
私も志木駅の上の方と目星はついたものの、
地図上であの分岐点だとは全く思ってもいなくて、
もっと南の方に行こうとしてました~
あぶないあぶない。(笑)
一番初めは黒目川かとも柳瀬川かとも思いました。
でも画像検索で見た土手で新河岸川くさいとわかりました。

茂が土手の上で「へへーん!」と踊ってる(笑)シーンも
当時のままですねえ!
いやー本当にロケ地は深いですね。

投稿: チャーリー | 2006年10月 2日 (月) 00時42分

>次回は千恵子ネタと拝見した時点で…
場所がわかってしまうとは、さすがはチャーリーさん。スゴイです。
茂がいた土手は怖いぐらい当時のまんまですよ。

投稿: 宗秀麗 | 2006年10月 2日 (月) 19時49分

コラムも楽しみにしています。

>南の方に行こうとしてました~
↑南じゃなくて西(正しくは北西)の間違いでした

投稿: チャーリー | 2006年10月 2日 (月) 22時01分

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